この時期,日本私法学会から,学会での報告資料が送られてきます。その中に,「家族法改正-婚姻・親子法を中心に」というシンポジウム資料が入っていました。最新のジュリスト1384号(9月1日号)4頁以下に掲載されているものですが,読み始めると,これが結構面白い! まだ窪田充見「実子法」の途中なのですが,堅実な内容のようですし,誠に僣越ながら,民法学者の層の厚さを今さらながら感じているところです。お薦めしておきます。
今期もまた,授業評価アンケートに対する自己点検のコメントを書く時期がやってきました。半期ごとに実施していることですが,従来どおり,昨年度後期の分と合わせて書いておきます。
評価項目が細かいので,今回も6つの大項目についてまとめさせてもらいます。なお,大項目の後の青字の数値は私の担当科目に対する評価の平均値,その後の( )内の数値は同じ期間に開講された全科目の平均値です(5段階評価)。
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「国際私法基礎」(2008年度後期) アンケート回収数17
・授業の設計・実施(質問4~6:計画の事前説明・一致,休講等) 4.92 (4.45)
・教育内容(質問7~9:知的刺激,法適用能力,法曹教育) 4.61 (4.32)
・教材等(質問10~12:内容,分量,参考文献等) 4.86 (4.34)
・教員の教育技術等(質問13~19:話し方,説明,発問,予復習指導等) 4.58 (4.24)
・教員の教育態度(質問20~25:情熱,授業準備,対応,公平,親和的等) 4.85 (4.42)
・総合評価(質問26・27) 4.75 (4.43)
この期の特徴は,新司法試験において「国際関係法(私法系)」を選択しない3年生が4名履修していたことです。さすがに,ポイントを把握する力や文章力が,2年生とはかなり差があると感じました。前年度に履修した3年生も4名ほど受講していましたが,そうでない修了生ももちろん含めて,そろってよい結果が出ることを祈っています。
数名がレジュメを評価しているのも,例年どおりです。「教科書があまり役に立たなかった。先生,独自のテキスト執筆して下さい。」というご意見をいただいて,とてもありがたいことです。ただ,同様のご意見は口頭でも毎年いただくのですが,全範囲を満遍なく勉強するというのは性に合わないので,少なくとも当分はないと思います。
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「国際私法」(2009年度前期) アンケート回収数7
・授業の設計・実施(質問4~6:計画の事前説明・一致,休講等) 5.00 (4.43)
・教育内容(質問7~9:知的刺激,法適用能力,法曹教育) 5.00 (4.36)
・教材等(質問10~12:内容,分量,参考文献等) 5.00 (4.35)
・教員の教育技術等(質問13~19:話し方,説明,発問,予復習指導等) 4.88 (4.33)
・教員の教育態度(質問20~25:情熱,授業準備,対応,公平,親和的等) 4.98 (4.44)
・総合評価(質問26・27) 5.00 (4.43)
従来,板書が課題なのですが,今期も受講者が1時間ほど(?)前に来て自分たちの考える流れを書いてくれていたので,それを利用して楽させてもらいました。
学内での評判は,定着したように思われます。ただ,今年度は,時間割の関係で,(昨年度とは対照的に)受講者と(国際私法を中心とした)講義後のコミュニケーションがほとんどとれなかったので,ちょっと心残りな感じがあります。
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今年は,事情により,某法科大学院に今回限りで集中講義に行くことになっていますが,2単位でできることは限られていますので,あまり期待しないでください(もちろん,手抜きをすることはありません)。
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