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2009年9月

2009年9月11日 (金)

第4回新司法試験合格発表

 昨10日(木),第4回の新司法試験の合格発表がありました。

 本年3月の修了生は,能力的には極めて高く,ただ若い人が多くなったので,答案上での表現力をどこまで高められるかが勝負だと見ていました。国際私法組では,おそらく12名が受験し,7名が合格でした。
 他方,昨年3月修了の国際私法組では,(正確な数字は把握していませんが)おそらく6名ほどが受験して,2名が合格でした。
 失敗した人は,できるだけ早く再スタートを切ってください。特に,学部卒業後すぐに入学してきた人は,基本科目の実力をできるだけ高めてください。昨年3月修了の合格者のうちのお一人は,そのような方で,昨年の今頃はいったん完全に進路変更することを考えられたところを,懸命に立て直されたものです。

 あえて,国際私法組のこれまでの結果をまとめておきます。発奮してくれることを祈ります。

 1期(7名) : 06年4名合格,07年3名合格
 2期(9名) : 07年6名合格
 3期(15名) : 08年7名合格,09年2名合格
 4期(13名) : 09年7名合格

 合格者数が昨年よりも若干少ないのには,驚きました。受験者のレベルが下がっていることは聞いていましたから,2200~2300名くらいに抑えられるかもしれないと推測してはいました。しかしながら,それにも満たないまでに抑えられ,しかも何の手当てもなく,というのは,・・・・
 文部科学省と法務省は,きちんと連携して,善後策を考えていただきたいものです。

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2009年9月 3日 (木)

授業評価(08後・09前)

 この時期,日本私法学会から,学会での報告資料が送られてきます。その中に,「家族法改正-婚姻・親子法を中心に」というシンポジウム資料が入っていました。最新のジュリスト1384号(9月1日号)4頁以下に掲載されているものですが,読み始めると,これが結構面白い! まだ窪田充見「実子法」の途中なのですが,堅実な内容のようですし,誠に僣越ながら,民法学者の層の厚さを今さらながら感じているところです。お薦めしておきます。

 今期もまた,授業評価アンケートに対する自己点検のコメントを書く時期がやってきました。半期ごとに実施していることですが,従来どおり,昨年度後期の分と合わせて書いておきます。

 評価項目が細かいので,今回も6つの大項目についてまとめさせてもらいます。なお,大項目の後の青字の数値は私の担当科目に対する評価の平均値,その後の( )内の数値は同じ期間に開講された全科目の平均値です(5段階評価)。

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 「国際私法基礎」(2008年度後期)  アンケート回収数17

 ・授業の設計・実施(質問4~6:計画の事前説明・一致,休講等) 4.92 (4.45)
 ・教育内容(質問7~9:知的刺激,法適用能力,法曹教育) 4.61 (4.32)
 ・教材等(質問10~12:内容,分量,参考文献等) 4.86 (4.34)
 ・教員の教育技術等(質問13~19:話し方,説明,発問,予復習指導等) 4.58 (4.24)
 ・教員の教育態度(質問20~25:情熱,授業準備,対応,公平,親和的等) 4.85 (4.42)
 ・総合評価(質問26・27) 4.75 (4.43)

 この期の特徴は,新司法試験において「国際関係法(私法系)」を選択しない3年生が4名履修していたことです。さすがに,ポイントを把握する力や文章力が,2年生とはかなり差があると感じました。前年度に履修した3年生も4名ほど受講していましたが,そうでない修了生ももちろん含めて,そろってよい結果が出ることを祈っています。
 数名がレジュメを評価しているのも,例年どおりです。「教科書があまり役に立たなかった。先生,独自のテキスト執筆して下さい。」というご意見をいただいて,とてもありがたいことです。ただ,同様のご意見は口頭でも毎年いただくのですが,全範囲を満遍なく勉強するというのは性に合わないので,少なくとも当分はないと思います。
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 「国際私法」(2009年度前期)  アンケート回収数7

 ・授業の設計・実施(質問4~6:計画の事前説明・一致,休講等) 5.00 (4.43)
 ・教育内容(質問7~9:知的刺激,法適用能力,法曹教育) 5.00 (4.36)
 ・教材等(質問10~12:内容,分量,参考文献等) 5.00 (4.35)
 ・教員の教育技術等(質問13~19:話し方,説明,発問,予復習指導等) 4.88 (4.33)
 ・教員の教育態度(質問20~25:情熱,授業準備,対応,公平,親和的等) 4.98 (4.44)
 ・総合評価(質問26・27) 5.00 (4.43)

 従来,板書が課題なのですが,今期も受講者が1時間ほど(?)前に来て自分たちの考える流れを書いてくれていたので,それを利用して楽させてもらいました。
 学内での評判は,定着したように思われます。ただ,今年度は,時間割の関係で,(昨年度とは対照的に)受講者と(国際私法を中心とした)講義後のコミュニケーションがほとんどとれなかったので,ちょっと心残りな感じがあります。
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 今年は,事情により,某法科大学院に今回限りで集中講義に行くことになっていますが,2単位でできることは限られていますので,あまり期待しないでください(もちろん,手抜きをすることはありません)。

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